第41回モーターエキスポ=トヨタはハイブリッド車拡販
タイ国トヨタ自動車の山下典昭社長は11月28日、第41回タイランド・インターナショナル・モーターエキスポ2024の自社ブースを報道陣に公開した[=写真]。「すべての人にモビリティを、すべての人にドライブを」をコンセプトに、あらゆるライフスタイルに応える車を展示した。ハイブリッド車の新型「カムリ」と「CORLLA ALTIS HEV GR SPORT」の最新モデルに、PPVの最新モデル「フォーチュナー・リーダーS」や人気セダンの特別仕様車「YARIS ATIV NIGHTSHADE」を出品したほか、「GR COROLLA」と「GR YARIS」もタイで初披露した。「TOYOTA CARNIWOW」と題したキャンペーンでは、すべての車種に特別特典を付ける。
ブースにはハイブリッド車のゾーンを設けた。山下社長によれば、1~10月のタイの新車市場が前年同期比26%減となる中でも、ハイブリッド車の市場は42%増を記録し、販売台数は10万台に達している。バッテリーEVの販売台数が1%増にとどまることからも、タイの消費者にハイブリッド車が受け入れられているとした。
トヨタは2009年にカムリ・ハイブリッドをタイで初めて発売したxEV市場のパイオニア。以来、多くのハイブリッド車を導入してきた。トヨタのハイブリッド車の累計販売台数は23万台を超えた。トヨタのHEVの1~10月における販売台数は4万8000台、HEV市場でのシェアは47%を数える。新型カムリは11月27日現在の予約台数が4000台近くに達している。販売価格は145万5000バーツ。
トヨタは人気のHEVモデルであるヤリス・クロス、カローラ・クロス、カローラ・アルティス、イノーバ・ゼニックスなど多くのモデルを取りそろえ、消費者のニーズに応えている。
ピックアップ・トラックのゾーンでは「Hilux Revo GR Sport 4×4」を出品した。オーストラリアの最も過酷な道路で性能を証明したワイドホイールベース設計のフラッグシップ・ピックアップ・モデル。
NEW GRゾーンでは改良されたトヨタGRカローラとGRヤリスを紹介した。タイで初披露となったこの2モデルはデザイン的にも性能的にもスポーツカーに魅了される顧客の満足感を高めたという。特別パッケージを提供する。
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