2025年– date –
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2025年10月17日(金)号
首相が予算執行前倒しを指示=4か月で景気浮揚策を加速 アヌティン首相兼内相[=写真中央]は10月15日に開いた経済政策委員会会合(経済閣僚会議)で、2026年度予算の執行を前倒しするよう号令した。首相は、政府が関係各方面からの協力を得て、経済成... -
2025年10月16日(木)号
国内観光活性化策を閣議提出へ=年末までに1110億バーツ還流 財務省は、経済刺激に向けた国内観光活性化パッケージを閣議に提出する。10月15日に首相を議長に開いた経済政策委員会の会合で審議した。1兆1500億バーツの国内観光収入目標を掲げ、景気を刺... -
2025年10月15日(水)号
ウィタイ中銀総裁が初会見=金融安定と家計債務解決を最優先 タイ中央銀行のウィタイ・ラタナコーン総裁[=写真]は10月10日、就任後初めて記者会見を行ない、中銀の業務運営の方向性と今後の主要政策について語った。経済・金融の長期的安定を基本使命... -
2025年10月14日(火)号
経済記者協会セミナーで首相が講演=4つの「リセット」で経済再生 アヌティン首相は経済記者協会のセミナーで講演し、経済・社会構造を4分野で「リセット」する改革方針を表明した[=写真]。民間との協働を通じて持続的成長を目指す。 経済記者協会... -
2025年10月10日(金)号
カンボジア国境紛争巡り=2つの覚書の破棄論強まる 下院外交委員会は10月7日、シーハサック・プアンケートゥケーオ外務大臣[=写真]を招き、カンボジアとの間で締結された2つの覚書(MOU43、MOU44)が持つ意味合いについて問い質した。2つのMO... -
2025年10月9日(木)号
8日のMPC政策決定会合=政策金利は据え置き決定 タイ中央銀行の金融政策委員会(MPC)は10月8日に開いた政策決定会合で、政策金利を年1.50%の水準に据え置くことを5対2の多数決で決定した。物価の安定維持を目標としつつ、持続的な経済成長と金融... -
2025年10月8日(水)号
440億バーツ規模の消費刺激策を承認=「コンラクルン・プラス」 アヌティン政府は10月7日に開いた閣議で、財務省が提出した新たな経済刺激策「クンラクルン・プラス」事業を承認した。事業総額は最大440億バーツに達し、国民の購買力の強化と草の根経済... -
2025年10月7日(火)号
日本からの観光客は回復せず=円安・バーツ高が足かせに タイと日本の海外旅行動向は、為替相場の影響を強く受けている。タイ人の間では円安を追い風に日本旅行が人気を集める一方、日本人の訪タイ数は新型コロナ前の水準に戻っていない。タイ観光公団(... -
2025年10月6日(月)号
産業界が労働保護法改正案に懸念=民間企業部門の参加を求める 商業、工業、銀行の経済3団体合同常任委員会は10月1日の月例会見[=写真]で、下院が審議中の労働保護法改正法案に懸念を表明した。一部の条項が経済全体に影響を及ぼし、雇用主のコスト負... -
2025年10月3日(金)号
ソブリン・ウェルス・ファンド構想=経済3団体合同常任委が支持表明 商業、工業、銀行の経済3団体合同常任委員会(JSCCIB)は10月1日の月例会見で、資本の流出入や為替管理の観点からソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)の設立構想に支持を表...